私の王様
2015年 07月 04日
"King and I"を観ました。
先日行われたTony賞をテレビで見て、折角NYにいるならやはり『王様と私』は観なければと。
狙った日の最後の2つのオーケストラ席を確保、2枚で354ドル。
ユーモアありペーソスあり、プライスレスな素晴らしい3時間でした。
Tony賞・最優秀主演女優賞のケリー・オハラはさすがでした。
それにしても「渡辺謙が今、この舞台にいる」ことに思いを馳せずにはいられません。
なぜ、ハリウッドでの名声があるのにブロードウェイに来るのか。
なぜ、55歳で本職ではないミュージカル、しかも慣れない英語で挑戦するのか。
失敗すればボコボコにされるリスクも少なからずあるのに・・・。
リンカーンセンターの劇場近くにアパートを借りてかりそめの単身生活との事。
稽古には自分で作ったオニギリを持参していると言う・・・。
「単身赴任で自分でオニギリ」にシンパシー。
観客は彼のユーモアに敏感に反応し、爆笑が沸き起こることもしばしば。
ここまでの道のり、果たしてどれくらい苦労があったのだろうか。
周囲の目も必ずしも優しくなかっただろうに・・・。
トニー賞の表彰式でのケリー・オハラの受賞スピーチ、"Ken Watanabe, You are my King!"に涙した彼の姿がオーバーラップして、観劇中に感激のあまり涙腺が緩んでしまいました。
彼の演技を初めて観たのは伊丹十三監督の1985年の作品、『たんぽぽ』。
山崎努の相方の若くてカッコいいお兄さんでした。
この距離感はNYだからなせるもの。
僕がNYにいた証であり、そして、一生の記念。
巡り合わせだなぁ。
先日行われたTony賞をテレビで見て、折角NYにいるならやはり『王様と私』は観なければと。
狙った日の最後の2つのオーケストラ席を確保、2枚で354ドル。
ユーモアありペーソスあり、プライスレスな素晴らしい3時間でした。
Tony賞・最優秀主演女優賞のケリー・オハラはさすがでした。
なぜ、ハリウッドでの名声があるのにブロードウェイに来るのか。
なぜ、55歳で本職ではないミュージカル、しかも慣れない英語で挑戦するのか。
失敗すればボコボコにされるリスクも少なからずあるのに・・・。
リンカーンセンターの劇場近くにアパートを借りてかりそめの単身生活との事。
稽古には自分で作ったオニギリを持参していると言う・・・。
「単身赴任で自分でオニギリ」にシンパシー。
観客は彼のユーモアに敏感に反応し、爆笑が沸き起こることもしばしば。
ここまでの道のり、果たしてどれくらい苦労があったのだろうか。
周囲の目も必ずしも優しくなかっただろうに・・・。
山崎努の相方の若くてカッコいいお兄さんでした。
舞台が引けた後、謙さんとケリー・オハラの二人にサインをもらい、それぞれとツーショットの写真を撮らせてもらいました。
僕がNYにいた証であり、そして、一生の記念。
巡り合わせだなぁ。
by new-york-story
| 2015-07-04 10:50
| LIFE